Common Lispをローカルにインストールする

自分のマシンでExercismの演習を解くために、Common Lispをローカルにインストールする方法を学びましょう。


必要なもの

Common Lispで開発するために必要な基本のものは、次のとおりです。

  • Lispの「実装」。コードをコンパイルして実行でき、REPLも提供してくれます。
  • Lispコードを書くための機能を備えたテキストエディター。
  • (あると便利)Common Lispのリファレンスとしてよく使われる「Common Lisp Hyperspec」。

Roswell

Roswellは、Common Lispの実装をインストールして管理するためのコマンドで、Lispアプリケーションの開発と配布を簡単にする多くの機能を備えています。 ここでは、インストールとテストの手順を簡単にするためにRoswellを使います。

Roswellのインストール

インストールガイドを見て、お使いのプラットフォーム向けの手順に従ってください。 ほとんどの人には、次の方法で十分でしょう。

  • MacOSとLinuxなら、Homebrewを使うと簡単です。
    brew install roswell
    
  • Windowsなら、Scoopを使います。
    scoop install roswell
    

Roswellを初めて使うときは、SBCLとQuicklispを取得してインストールします。 次のコマンドを実行するだけです。

ros help

REPLを起動するには、次のようにします。

ros run

テキストエディターを設定する

Common Lispが初めての人、とくにEmacsを使った経験がある人は、Portacle(ポータブルCommon Lisp環境)をインストールすると、手軽にすばやく始められます。 無料で全機能を備えており、一般的なプラットフォームすべてで動作し、すぐに使える状態に設定済みです。次のものが含まれます。

  • Lispの実装:QuicklispとASDFを含むSBCL
  • テキストエディター:Emacs

さらに、Lispコードを書くための多くのアドオンも付いてきます。

  • SLIME(Superior Lisp Interaction Mode for Emacs)は、EmacsをCommon LispのIDEに変えてくれます。
  • ParEditは、括弧を扱う作業を楽にしてくれます。

すべてが最初から設定済みの状態で届きます。Portacleはフロントページからダウンロードしてインストールします。

注:Emacs(テキストエディター)は、慣れていないと最初は戸惑うかもしれません。幸い、EmacsとSLIMEの入門記事はオンラインにたくさんあります。

従来の始め方

必要なツールを個別にインストールしたい場合は、次のものをインストールして設定する必要があります。

  • Lispに対応したテキストエディター:SlimeまたはSlyパッケージを入れたEmacsがよく選ばれますが、SLIMVを入れたVIM、SLIMAを入れたAtom、Common Lispプラグインを入れたVSCodeもおすすめです。
  • Common Lispの実装:Linux、MacOS、Windowsで動作するSBCLが「無難」な選択です。この言語は標準に基づいているので、ほかの標準に準拠した実装でも問題なく動作します。
  • ライブラリ管理にはQuicklisp。ダウンロードしたら、手順に従って、お使いのCommon Lisp実装と正しく連携させてください。