C#で数値を扱うときに押さえておきたいポイントのひとつが、整数(小数点以下の桁がない数)と浮動小数点数(小数点以下に0桁以上の桁がある数)の違いです。
C#で最もよく使われる数値型は、int(32ビット整数)とdouble(64ビット浮動小数点数)の2つです。
int i = 123;
double d = 54.29;
整数も浮動小数点数も、_という文字を_桁区切り_として使えます。大きな数値を書くときに役立ちます。
int largeInt = 1_000_000;
// => 1000000
double largeDouble = 9_876_543.21;
// => 9876543.21
計算には、標準の算術演算子(+、-、*など)を使います。数値の比較には、標準の比較演算子(<、>=など)や、等値演算子(==)、非等値演算子(!=)を使います。
5 * 6;
// => 30
1.2 > 0.8
// => true
2 != 4
// => true
数値型の間で変換するとき、数値変換には次の2つの種類があります。
intはdoubleよりも精度が低いため、intからdoubleへの変換は安全で、暗黙的な変換になります。一方、doubleからintへの変換ではデータが失われる可能性があるため、明示的な変換が必要です。
int i = 9;
double d = 2.66;
// Safe conversion, thus implicit conversion
double fromInt = i;
// Potentially unsafe conversion, thus explicit conversion
int fromDouble = (int)d;